娘の手紙

娘が相談所に送った手紙の返信がピアノの前に散乱していたのを片付けていて見つけた。そこには娘から相談先に充てた内容が綴られていたが、兄にきつい言葉で怒られることに対する恐れと怒りが書かれていた。また、学校で一人ぼっちであることも同様に書かれていた。自分は本当は猫で、仮にこの世界にいるのだというようなことも書いてあった。彼女の手紙には弱者として抵抗できない辛さが満ちていたが、僕にとってショックなのはやられることに対する憎しみが生まれていたことだ。